疾患の原因:大きく分けて遺伝、生活習慣、外感内傷、不慮の事故四つがあります。
生活習慣:多食酸味、傷脾;多食咸味、傷骨、傷筋、心気を抑制させる;多食甘味、心悶短気、腎気のバランスを失う;多食苦味傷脾気、胃;多食辛味、筋脈弛緩させる。
久視傷心;久座傷脾;久臥傷肺;久立傷腎;久行傷肝。
外感:風、寒、暑、湿、燥、火等の外邪による体を侵し、病気を引き起こす。
内傷:喜、怒、憂、思、悲、恐、驚などの感情による五臓を傷つける。大喜傷心;憂、思傷脾;大悲傷肺;恐、驚傷腎;大怒傷肝。
当院では中医の陰陽五行理論を基づいて治療を行います。
診断:四診合参(望、聞、問、切)を行い、 病気の原因(在臓、在腑、在経、在絡)を探ります。
弁証:陰、陽、虚、実、寒、熱、表、里。
治療原則 :補益臓腑、 疎通経絡、扶正袪邪
治療適応症:頭痛、偏頭痛、顔面神経麻痺、頚椎症、肩こり、五十肩、テニス肘、腰痛、座骨神経痛、股関節の痛み、膝関節症、足の痛みやしびれ、足のむくみ、冷え症、全身の疲れ、スポーツ障害(捻挫、打撲、肉離れ)、手術後のリハビリ、不妊症、便秘、下痢、不眠、自律神経失調症、脳梗塞後遺症、胃の不調など
コロナ後遺症の治療も行っています。
保険治療適応症:①腰痛症(腰が痛む、重い) ②リウマチ(手・足などの関節が腫れて痛む) ③五十肩(肩関節が痛く、腕が上がらない) ④神経痛(頭・顔・胸・腕・手・足などの痛み) ⑤頸腕症候群(首・肩・腕の痛み、しびれ) ⑥外傷性頚部捻挫後遺症(ムチウチ)
上記六疾患などで、慢性疼痛疾患であること。
保険治療には医者の同意書を必要となります。
治療は主に針とお灸を用いて、行います。日本の細い針を使います、場合によって中国針も使います。
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中国古代十二正経及び奇経八脈図