治療経緯
主訴:男性、30代 十何年か前から左眼振になって、あっちこっちの病院で検査治療を受けましたが、ずっとそのままでした。
脈診:尺脈沈弱、左関脈弦、右関弱、舌淡、舌の両側赤、口干口苦
診断:腎水不足、肝陰虚の原因で肝風内動、目は肝の竅、そのため眼振となった。
弁証治療:肝腎両虚、脾弱、肝風内動
選穴:太衝、太渓、足三里、合谷、中渚、睛明、頭の視神経区
約2か月10回の鍼灸治療で眼振がよくなって、はっきり見えるようになりました。